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フジ系列で「牛に願いを 〜 LOVE & Farm 〜」というドラマをやっている。
都会にキャンパスを構える関東農業大学に在籍する学生たちが
3ヶ月間、北海道に実学研修に参加し
動物や自然、過疎の村の人々との触れ合いを描く青春ストーリーだ。
食と農が注目されている今、ドラマなりに酪農家の現実を知ることができる気がする。
同ドラマの6話では、そんな酪農家の現実を垣間見ることができた。
「淘汰(とうた)」という言葉をご存知だろうか。
国語辞典によると「不必要なもの、不適当なものを除き去ること」とある。
酪農家でいう「淘汰」とは
体調不良や怪我などで搾乳(さくにゅう)ができなくなった牛を処分するときに使う言葉だ。
生きる可能性があるのに、助かる可能性があるのになぜ?
ドラマの中では、「命」に直面する言葉だけに、そう迷う農大生の葛藤が描かれていた。
最終的に牧場主は「淘汰」を決める。
牛乳の消費減退や価格低迷、飼料代の高騰などに苦しむ酪農家が増えている。
採算性の取れなくなった牛にかかる費用は、決して安くはない。
それが「酪農家」の現実なのだ。 |